2026/02/16 18:00


長野県発のガレージブランド「鬼燈 - oniBi -(オニビ)」です。 前回のブログでは、私たちが無骨なウッドプレート「野良皿」に、あえて加工の難しい希少銘木「ボコテ」を選んだ理由についてお話ししました。
今回は、oniBiというブランド全体を貫く、最も大切なコンセプトについて語りたいと思います。 私たちのサイトのトップページにも掲げている言葉。

「野で磨かれ、あなたの空間で完成する」
この言葉に込めた私たちの想いと、私たちがなぜ「傷ひとつない完成品」を作らないのか。その理由をお伝えします。




■ 傷を恐れるギアは、本当に「道具」と呼べるのか?

キャンプや野営に出かける時、お気に入りの新しいギアを持っていくのはワクワクしますよね。 でも、「高かったから傷をつけたくない」「煤で汚れるのが嫌だ」と、過剰に気を遣ってしまった経験はありませんか?
もちろん、道具を大切に扱うことは素晴らしいことです。 しかし、大自然の過酷な環境の中で使う以上、傷や汚れは避けられないもの。それを恐れるあまり、本来の機能を発揮できなかったり、使うこと自体にストレスを感じてしまっては本末転倒だと私たちは考えます。
oniBiが目指すのは、ショーケースに飾っておくための「美術品」や、工場で精密に作られた「整えられた工業製品」ではありません。
森の中で拾った枝を、ナイフ一本で削り出して作ったかのような「道具としての生々しさ」。 それが、私たちのモノづくりの原点です。


■ ナイフの跡も、滴る脂も、すべて味方につける

だからこそ、oniBiのギアは「傷がつかないように」とは作られていません。 むしろ、「傷つくこと」を大前提として設計しています。

例えば、銘木ボコテを使った「野良皿」。 あえて過度な整形やツルツルの鏡面仕上げを行わず、手触りの荒々しさや木材本来の凹凸を残しています。

分厚いステーキを乗せ、その上でガシガシとナイフを入れる。 当然、皿には無数のナイフ跡が刻まれます。肉の脂も染み込んでいくでしょう。焚き火の熱や煤も浴びるはずです。

でも、それでいいんです。いや、「それがいい」のです。

過酷な自然の中で使い倒されることで、木材は脂を吸い、傷は歴史となり、独自の深い艶と凄みを増していきます。 これが、私たちの言う「野で磨かれる」ということです。私たちがお客様にお届けしているのは、あなたがあなた自身の手で育てるための「原石」に過ぎません。

■ 「あなたの空間」で迎える、究極の完成形

そして、キャンプから帰り、ギアを手入れする静かな時間。 あるいは、次の野営を心待ちにしながら、自宅のお気に入りの定位置(空間)にそのギアを飾った時。

そこにあるのは、買った時と同じ「新品の道具」ではありません。 数々の夜を共に過ごし、あなただけの傷と艶を纏った、「あなた自身の生き様を反映した唯一無二の相棒」です。

その時、私たちのギアは単なる道具の枠を超え、ようやく一つの「完成品」となります。 それが、「あなたの空間で完成する」という言葉の真意です。


■ 血の通った道具との、一期一会の出会いを

「綺麗になんて、したくなかった。」

この言葉の裏には、使い込むほどに凄みを増していく「血の通った道具」を共に育てていきたい、という私たちoniBiの強い願いが込められています。

木材の表情は、二つとして同じものはありません。同じ顔を持つギアは、この世界に二つと存在しません。 だからこそ、私たちが少量限定生産でお届けする一つひとつのギアとの出会いは「一期一会」です。

夜の闇に浮かぶ、あなただけの鬼燈(灯火)。 野で磨き、あなたの空間で完成させる「一生モノのギア」を、ぜひoniBiで見つけてください。

🔥 唯一無二の相棒となる「野良皿」シリーズはこちら👇
「Bocote - 黄金檀 -」

🔥 ヴィンテージの灯りを灯す「卓上ランタンスタンド」はこちら👇
「Wenge - ウェンジ -」

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

                                                                                                                                    鬼燈 - oniBi -